咬合 - 仙台市宮城野区の歯医者 ながや歯科医院【公式HP】

咬合

咬合について

咬合とは、下あごを上あごに向かって閉じてる行為を指す場合と、上顎と下顎を閉じた時の接触状態を指す場合とがあります。

咬合は、良く咬むことによる歯の摩耗や成長によって、一人一人の顎や顎の骨の形に沿った独自の咬合が出来上がります。
しかし、生活習慣や食生活の変化により、正しい咬合が出来ず、結果的に不正咬合になってしまうケースがあります。

近年、顎関節症などの咬合の異常で悩まれる方が増加しており、咬合の異常は、全身の症状につながる場合もあり注意が必要です。

咬合が悪いと起こる主な全身症状

肩こりめまい頭痛
鼻詰まり腰痛目のかすみ
耳鳴りや耳の痛み顎関節症

顎関節症について

顎関節症の主な症状は、「あごが痛む(顎関節痛・咀嚼筋痛)」、「口が開かない(開口障害)」、「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」の3つです。
そのため、硬い食べ物が噛めない、大きな食べ物が食べにくい、また、あごの音が煩わしいなどの症状が現れることがあります。

障害がおきる原因としては、顎関節部にある筋肉の緊張によるものと、器質そのものの障害がある場合が考えられます。
そのほかに、心理的原因によっても、顎関節症が起こることが知られています。

顎関節症は、子供から高齢者まで幅広くみられる病気ですが、特に20歳代前半と40~50歳の女性に多い病気であることがわかっています。

当院の咬合治療について

アルクスディグマ(デジタル式顎運動計測装置)による顎機能検査

アルクスディグマ(デジタル式顎運動計測装置)
アルクスディグマは、超音波を利用して顎の運きを計測・解析する検査装置です。
顎の動きをコンピューターで正確に数値化し、現状の問題を解析します。
主に顎関節治療、咬合治療などで使用します。
解析の結果から現状の問題を診断し、正常な咬合に戻すための治療を行います。